三井化学が特別損失を計上し業績予想を修正
三井化学 <4183> が6日引け後、事業再構築のための特別損失の計上と、業績予想の修正を発表した。
ポリウレタン材料事業において、一部設備の停止と鹿島工場閉鎖を決定、フェノール事業では一部設備を停止する。これらの施策により、今第3四半期に事業構造改善費用206億円を特別損失として計上する。
その結果、今期の業績予想を修正。売上高は1兆5500億円から1兆5700億円(前期比11.6%増)に小幅増額し、営業利益は250億円(前期の5.8倍)を据え置いたものの、最終損益は従来予想の10億円の黒字から230億円の赤字(前期は81億4900万円の赤字)に転じた。
さらに、未定としていた期末配当予想を無配とすることも発表。年間では3円(前期は6円)となる。
同社の第3四半期業績は、売上高が前年同期比10.1%増の1兆1087億5200万円、営業利益は前年同期の6.1倍となる151億2900万円、最終赤字は184億5300万円(前年同期は97億700万円の赤字)で着地した。
三井化学の6日終値は、7円高の247円。 (編集担当:片岡利文)
三井化学が6日引け後、事業再構築のための特別損失の計上と、業績予想の修正を発表した。
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2014-02-06 15:30