日経平均は小反落、リプロセルがストップ高=長島和弘
■今日の動きから
2月6日の東京株式市場、日経平均株価は25円26銭安の1万4155円12銭と小反落となりました。アジア株が堅調で、値ごろ感から好決算銘柄を物色する動きは見られたものの、7日の米雇用統計の発表を控えて上値追いに慎重で主力株の一角が下落するなど、大引けにかけて失速した。日経225採用で値上り銘柄数は94、値下り銘柄数は123、変わらずは8。東証1部上場値上り1117銘柄、値下り277銘柄、変わらず86。全33業種中19業種が値上り。TOPIXも反落。マザーズは6営業日ぶりに反発。東証REITは続伸となりました。
日経平均採用銘柄では、NTTデータ(東1: <9613> )が分割後の高値更新、日経寄与度の高いソフトバンク <9984> が反発、通期純益予想を増額した三菱重 <7011> が続伸したものの、パナソニック <6752> や日立 <6501> 、トヨタ <7203> などが反落とマチマチの動きとなった。
好決算銘柄を物色する動きは見られるものの、日経平均採用銘柄では、実質的に昨年来の高値を更新した銘柄はなく、引き続き、全般方向感が出てくるか見極めるところとなっている。
ただ、リプロセル <4978> がストップ高するなど、万能細胞「STAP(スタップ)細胞」関連が見直されており、全般戻り一巡感が出れば、材料株を物色する動きが強めると予想する。(執筆者:長島和弘)
リプロセルがストップ高するなど、リプロセル万能細胞「STAP(スタップ)細胞」関連が見直されており、全般戻り一巡感が出れば、材料株を物色する動きが強めると予想する。
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2014-02-06 15:45