【本日注目の通貨ペア】米ドル/円:レンジブレイクするか米5月雇用統計に注目
ドル/円相場は先月後半に年内利上げ開始観測が再浮上した事を受けて強含むと、今月2日に2002年12月以来となる125.040円の高値を記録。その後は概ね123円台後半~124円台後半でレンジを形成しており、上下どちらに抜けるか本日の米5月雇用統計に関心が集まっている。
市場予想は失業率が5.4%、非農業部門雇用者数が22.5万人増、平均賃金が前月比+0.2%となっている。これらに加え、労働参加率など総合的に判断して米雇用状況が回復に向かっているとの見方につながる結果であれば、年内利上げ観測が一段と高まる公算であり、ドル/円はレンジ上抜けを試す可能性が高いと見る。
反対に総合的に判断して雇用の回復が弱いとの見方につながるようだと、年内利上げ観測が再び後退してレンジを下抜けを試す事も考えられる。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
ドル/円相場は先月後半に年内利上げ開始観測が再浮上した事を受けて強含むと、今月2日に2002年12月以来となる125.040円の高値を記録。その後は概ね123円台後半~124円台後半でレンジを形成しており、上下どちらに抜けるか本日の米5月雇用統計に関心が集まっている。
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2015-06-05 18:15