雇用統計に賭けろ!―期待値、再び=広木隆

 今日のレポートの主旨は、明日7日に発表される米国の雇用統計にベット(賭け)しようというものだ。寒波の影響で悪い数字になりそうだから、空売りを勧めると思われただろうか?逆である。良い結果になることに賭けて、そうなった場合に値上がりが期待される米国株、ドル、日本株などをロング(買い持ち)しようという提案である。レバレッジの効くコール・オプションなどデリバティブが使えるなら、なお望ましい。  そう言うからには、明日発表される雇用統計が良好な結果になると予想しているのか?と聞かれたら、「No」と答える。では、悪い数字になると予想しているのかと聞かれれば、その答えも「No」である。どっちなんだ?と聞かれたら、「わからない」と答える。僕はエコノミストでもないし、「予想屋」でもない、(2012年6月14日付レポート「『ギリシャ選挙とユーロ相場』を『キュレーション』」ご参照)。そもそも、エコノミストであってもわからないだろう(「米国マーケットの最前線~いつも以上に予測困難な2つの理由~」参照)。予想したところで、どうせ外れるのだから。   なぜか?市場で注目される非農業部門雇用者数の前月からの変化というのは…  (執筆者:広木隆 マネックス証券チーフ・ストラテジスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
今日のレポートの主旨は、明日7日に発表される米国の雇用統計にベット(賭け)しようというものだ。寒波の影響で悪い数字になりそうだから、空売りを勧めると思われただろうか?逆である。良い結果になることに賭けて、そうなった場合に値上がりが期待される米国株、ドル、日本株などをロング(買い持ち)しようという提案である。レバレッジの効くコール・オプションなどデリバティブが使えるなら、なお望ましい。
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2014-02-06 19:00