[ベトナム株]三菱商事、ビンズオン省で分譲住宅を開発

  三菱商事株式会社(東京都千代田区)は、シンガポールのセムコープ・ディベロップメント社(Sembcorp Development)と共同で、ベトナムでの分譲住宅開発事業に参入する。第1期は7月にも着工し、10月に販売開始、2017年上旬に竣工の予定。   同プロジェクトは、東南部ビンオズン省にあるベトナム・シンガポール工業団地(VSIP)のメインゲートエリアで、16~18階建てのマンション11棟・1419戸(予定)を中心として、段階的に開発を行うもの。土地面積は4万0100m2、建物面積は16万3436m2となっている。   VSIP工業団地は、シンガポール政府とベトナム政府の合意に基づき1996年に開発を開始。三菱商事はセムコープ社と共に、設立当初から同事業へ参画しており、現在までに計6か所の工業団地の開発を行ってきた。   2012年9月には、セムコープ社との間で、東南アジアにおける総合的な不動産開発(タウンシップ開発)を行う目的で戦略提携を結んでおり、同プロジェクトは同提携による分譲住宅開発の最初の案件となる。   ベトナムでは、経済成長を背景として、製造業を中心とする外資系企業の進出が続いており、進出企業の入居する工業団地周辺における人口増加も進んでいる。これに伴い、住宅や商業施設などの都市機能を含めた開発が期待されており、同社はビンズオン省のVSIP工業団地を皮切りに、今後も他のVSIP工業団地周辺での不動産開発事業を推進していく計画だ。(情報提供:VERAC)
三菱商事株式会社(東京都千代田区)は、シンガポールのセムコープ・ディベロップメント社(Sembcorp Development)と共同で、ベトナムでの分譲住宅開発事業に参入する。第1期は7月にも着工し、10月に販売開始、2017年上旬に竣工の予定。
economic
2015-06-08 17:30