運動会でお腹が出ているパパは嫌・・・ビール好きなお父さんの選択は?

 夏に向かってジリジリと気温が上がっていくこの時期、最近では2学期制導入などの影響によって6月~7月の初夏に運動会を開催する小学校も増えている。小学生の子どもを持つ父親にとって、運動会への参加は、子どもに良いところを見せようと気合が入るイベントの一つ。そこで、総合マーケティング支援を行うネオマーケティングが小学1年生~6年生500名を対象に、「運動会に来てほしい理想の父親像」を調べた。そこでは、イチロー選手や錦織圭選手のように「足が速い」、「かっこいい」お父さんに来てほしいという結果になり、「お腹が出ている」、「太っている」お父さんは「嫌」だと、お父さんの体型に不満を持つ子どもが多いというシビアな回答になった。画像は「運動会に来てほしい理想の父親像」の調査より。  子どもたちに聞いた「運動会の時にお父さんの見た目や行動で、嫌なことは何ですか」という質問に対する答えは、第1位が「お腹が出ている」(30.4%)、続いて「太っている」(25.4%)で、お父さんの体型を気にしている子どもが多いことがわかった。ところが、日本人の肥満の割合は、厚生労働省の調査によると男性は28.6%。小学生くらいの子どもを持つ40代男性は34.9%と実に約3人に1人が肥満という状況になっている。  実際に、「お父さんになってから、お腹が出てきた」と感じている男性は少なくないと考えられる。その「お腹ポッコリ」の原因の一つと考えられるのが「飲酒」。「ビール腹」という言葉が古くからあるように、ビールをよく飲む男性は、苦みがあって爽快な飲み口に、ついついおつまみも食べ過ぎてしまい、気が付いた時にはお腹がポッコリ膨らんでいるということが多い。  厚労省の「国民生活基礎調査」によると、「毎日飲酒している」という男性は、30代は19.6%、40代は28.5%、50代では36.2%という結果が出ている。調査会社のカンター・ジャパンが2014年に行った調査では、毎日アルコールを飲んでいるという回答が日本は21%となり、世界24カ国の中でダントツのトップ(2位はイタリアの12%)だった。世界的にも日本は毎日飲酒する人が多いことがわかる。  ネオマーケティングの調査では、子どもたちに聞いた「お父さんが太っていて嫌な理由」は、「動けない・走れないから」(35.4%)、「走ると脂肪がゆれるから」(27.6%)、「汗臭いから」(25.2%)、「すぐ汗をかくから」(23.6%)という回答。汗臭いのも嫌だけど、「スリムな体型でいてほしい」というのが子どもたちの願いのようだ。  そこで、スリムでかっこいいお父さんになる方法として、ウォーキングやランニング、筋トレなど様々に考えられるが、忙しく働く大黒柱としては、運動を継続するのは難しいもの。そんなお父さんでも、いつも飲んでいるビールを、機能系ビールに代えるだけで、手軽なダイエットが可能になる。  たとえば、代表的なビールの平均的なカロリーは350ml館で約151.3kcal。これを毎日2本飲んでいると、1カ月間で合計9082kcalになる。このビールを、機能系ビールに代えるだけで、1本当たりのカロリーは平均95.3kcalとなり、同じ量を飲んでも1カ月間で合計5718kcal。ごはん茶碗13.34杯分のカロリーを削減することができる。  また、機能系ビールは糖質をカットしたものも多い。実際にはビールそのものが肥満の原因ではないというものの、代表的なビールには350ml缶1本あたり平均11.2gの糖質が含まれる。1日2本で1カ月間を飲み続けると、ごはん茶碗に12.21杯分の糖質を摂ることと同じ。機能系ビールでは、この糖質が「ゼロ」になる。  機能系ビールについては、2014年夏から秋にかけてビールメーカー4社間で勃発した「ゼロゼロ戦争」によって、各社「糖質ゼロ」、「プリン体ゼロ」の商品を品揃え。各社それぞれに、「キレ」や「コク」といった味わいや口当たり、のどごしなどを競い合って、今年になっても好調な販売を続けている。  そのような機能系ビール商品の中で、「カロリー」に注目してみるとキリンビールの「のどごし オールライト」が頭一つ抜け出している。「のどごし オールライト」のカロリーは100mlあたり18kcal。同じキリンビールから出ている代表的なビールである「キリン一番搾り」の44kcalと比較するとカロリー60%オフの水準になっている。  また、今上半期ヒット商品で話題の「プリン体ゼロ」の商品群の中でも、サッポロの「極ZERO」が100mlあたり26kcal、サントリー「おいしいゼロ」が28kcal、アサヒビール「スタイルフリープリン体ゼロ」が36kcal、「スーパーゼロ」が37kcalなどであり、「のどごし オールライト」の低カロリーは明らかだ。  機能系ビールについては、以前からビールを飲んでいる人の中には「ビールに比べて味わいが劣る」などの意見があるのも事実だが、「体に負担が少ないものを気兼ねなくゴクゴク飲める」など機能を前向きに評価し、好んで飲む人も増えている。自分のお腹については、誰よりも自分自身が一番よくわかるもの。「スリムでかっこいいパパがいい」という子どもたちの意見も参考に、毎日の習慣を見直してみるのも良い機会というものだ。(編集担当:風間浩)
夏に向かってジリジリと気温が上がっていくこの時期、最近では2学期制導入などの影響によって6月~7月の初夏に運動会を開催する小学校も増えている。小学生の子どもを持つ父親にとって、運動会への参加は、子どもに良いところを見せようと気合が入るイベントの一つ。そこで、小学1年生~6年生500名を対象に、「運動会に来てほしい理想の父親像」を調べた。
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2015-06-09 14:45