日経平均は231円高スタート、事業再編のソニーが買い気配

 7日の日経平均株価は、231円99銭高の1万4387円11銭でスタートした。  前日のNYダウが188ドル高と今年最大の上昇。きょう夜に発表される米雇用統計への期待が買いにつながった。また、為替市場ではドルが102円台前半をつけ、円高基調がやや収まったことで、日本株にも買い安心感が台頭。好決算株を中心に、幅広い銘柄が買われている。  個別では、今期の最終赤字転落やPC事業の譲渡などを発表したソニー <6758> が買い気配。3Qが過去最高益となり、通期予想も修正したスズキ <7269> 、今3月期の業績予想を増額したローム <6963> 、今期予想を開示、3期ぶりの営業黒字を見通したルネサスエレクトロニクス <6723> なども買い気配スタートとなった。  また、特別損失を計上し業績予想を修正した三井化学 <4183> 、前12月営業利益が上ブレしたDIC <4631> も急騰している。  なお、きょう7日は、取引時間中に旭硝子 <5201> や双日 <2768> 、王子ホールディングス <3861> 、丸紅 <8002> 、引け後に国際石油開発帝石 <1605> 、ミクシィ <2121> 、住友金属鉱山 <5713> 、いすゞ自動車 <7202> 、オリンパス <7733> などが決算発表を予定している。(編集担当:片岡利文)
7日の日経平均株価は、231円99銭高の1万4387円11銭でスタートした。
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2014-02-07 08:45