【今夜の注目材料】BOE総裁と英財務相の講演やNZ中銀に注目

 東京市場のドル/円相場は黒田日銀総裁の発言を受けてドル/円は一時122.50円台まで軟化しました。その後、一旦123.00円台まで下げ幅を縮小しましたが、戻りは強いとは言えません。この後の展開について、予定されている経済イベントから考えてみましょう。  6/10(水)  17:00  リーカネン・フィンランド中銀総裁講演  17:00  ハンソン・エストニア中銀総裁講演  17:30※4月英鉱工業生産指数  26:00  米10年債(210億ドル)入札  27:00  5月米月次財政収支  29:00※カーニーBOE総裁、オズボーン英財務相講演  30:00※ニュージーランド準備銀行(RBNZ)政策金利発表  30:05※ウィーラーRBNZ総裁会見  -----※独・仏・ギリシャ首脳会談(ブリュッセル)  ※は特に注目の材料  ドル/円に関しては、直接材料視されそうな経済イベントはほとんどない状態です。主要国株価や米長期金利の動向次第、というところです。  ユーロについては、独・仏・ギリシャ首脳会談関連報道が気になるところですが、よほど進捗が見られない限り材料視される公算は小さいです。  一方、カーニーBOE総裁とオズボーン英財務相の講演はポンド相場では注目されるでしょう。利上げ開始時期について、これまでよりも一歩踏み込んだ示唆があるかが焦点です。  なお、NZ中銀の政策金利発表については、据え置き見通しと利下げ見通しで割れています。どのような発表になってもNZドル相場は大きく動くと考えられます。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
東京市場のドル/円相場は黒田日銀総裁の発言を受けてドル/円は一時122.50円台まで軟化しました。その後、一旦123.00円台まで下げ幅を縮小しましたが、戻りは強いとは言えません。この後の展開について、予定されている経済イベントから考えてみましょう。
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2015-06-10 18:00