【今夜の注目材料】米指標結果が利上げへの思惑を左右、株式市場は

 東京市場のドル/円は、123.30円台まで上昇するなど黒田日銀総裁の円安牽制的な発言の後遺症は見られませんでした。さてそうなると海外市場でドル/円相場を動かすネタは何になるのか、注目イベントのラインナップを確認しておきましょう。  6/11(木)  21:30   カナダ4月新築住宅価格指数  21:30※ 米5月小売売上高  21:30   米5月輸入物価指数  21:30※ 米週次新規失業保険申請件数  22:30   ラウテンシュレーガーECB専務理事講演  23:00   米4月企業在庫  26:00  米30年債(130億ドル)入札  ※は特に注目の材料  米国の小売売上高と新規失業保険申請件数の結果が、利上げへの思惑を左右する事になりそうです。揃って予想より強い内容となれば、早期利上げ期待が一段と高まりドルが買われる公算が大きい一方、いずれも失望的な内容なら、黒田発言の後遺症と相まって円高(ドル安)に振れるかもしれません。また、これらの指標結果に対して欧米株式市場がどのような反応を示すかにも注目しておきたいところです。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
東京市場のドル/円は、123.30円台まで上昇するなど黒田日銀総裁の円安牽制的な発言の後遺症は見られませんでした。さてそうなると海外市場でドル/円相場を動かすネタは何になるのか、注目イベントのラインナップを確認しておきましょう。
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2015-06-11 18:15