日経平均は201円安で寄り付く、欧米株安を嫌気
15日の日経平均株価は前週末比201円98銭安の2万205円10銭で寄り付いた。前週末の欧米株安を嫌気した売りが先行した。ギリシャ債務問題に対する警戒感に加え、今週は16-17日のFOMC(米連邦公開市場委員会)など重要なイベントを控えており、様子見ムードが強いとの見方があった。
ホンダ <7267> など自動車株や、東京エレクトロン <8035> などハイテク株が弱含みで推移している。個別では、18年3月期までの3年間で特別損失1500億円を計上すると報じられた三菱重工業 <7011> がさえない。NHNエンターテインメントとの提携解消を発表したエイチーム <3662> 、16年4月期第1四半期で営業赤字予想のgumi <3903> などが売り気配スタート。
半面、8期ぶりの復配を発表したTASAKI <7968> は買いを集めた。韓国で感染拡大が広がるMERSへの警戒感から、ダイワボウホールディングス <3107> 、日本エアーテック <6291> など感染症対策関連銘柄の一角も物色されている。(編集担当:宮川子平)
15日の日経平均株価は前週末比201円98銭安の2万205円10銭で寄り付いた。
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2015-06-15 09:15