旧正月期の小売総額、前年比13%増の10兆3300億円=中国
中国政府・商務部は6日、春節(旧正月)の元旦にだった1月31日から2月6日までの、全国の小売業・飲食業の売り上げ総額を発表した。前年同期比13.3%増の6107億元(約10兆3300億円)だったという。
ただし、高級品の売れ行きは良くなかった。福建省福州市では、贈答用の高級酒の売上高が前年比で70%程度、落ち込んだ。河南省洛陽市内の観測対象である小売企業では高級酒・高級たばこの売上高が4割程度減った。
飲食業でも、高級店の売り上げは伸びなかった。一方で、大衆的な飲食店は売り上げが伸びた。安徽省、遼寧省、広西チワン族自治区、湖北省、湖南省では大衆型の飲食店の売り上げが、前年同期比で20%前後、上昇した。
期間中、食料品価格は安定していた。食用油は1週間前とほぼ同じだった。食肉は豚肉価格が0.5%上昇、牛肉が0.2%上昇、羊肉はほぼ横ばいだった。
鶏卵価格は0.1%の上昇だった。野菜はやや値上がりし、観測対象の野菜18種の価格は、前週から比べて4.3%上昇した。(編集担当:如月隼人)
中国政府・商務部は6日、春節(旧正月)の元旦にだった1月31日から2月6日までの、全国の小売業・飲食業の売り上げ総額を発表した。前年同期比13.3%増の6107億元(約10兆3300億円)だったという。
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2014-02-07 12:45