【今日のドル円】逆風下でも底堅い、１２３円台を中心に小じっかり

　昨日のドル／円は、米経済指標に弱い結果が続いたほか、ギリシャ支援交渉をめぐる懸念から欧米株式市場が軟調に推移するなど、強い逆風が吹いたにもかかわらず１２３円台をキープした。 　なお、日足は陽線を描いており、２０日移動平均線に沿って下値を切り上げる動きも継続している。こうした底堅さは、米国の利上げが近いとの見方に由来している可能性が高く、下値余地が小さい事を示していると考えられる。 　米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）による声明などの発表を明日に控えている事から、本日も１２３円台を中心に小じっかりの推移が続きそうだ。（執筆：外為どっとコム総合研究所　編集担当：サーチナ・メディア事業部）