スズキ急伸、3度目の通期上方修正を材料視

 スズキ <7269> が急伸。株価は朝方に139円高(5.4%高)の2708円まで買われている。6日引け後に、今3月期業績予想を上方修正したことが買い材料となった。  通期の売上高は2兆8000億円から2兆8500億円(前期比10.5%増)に増額、営業利益は1700億円から1800億円(同24.5%増)に、純利益は1000億円から1050億円(同30.6%増)に上積みしている。通期見通しの上方修正は3度目となる。  第3四半期までに、国内ではOEM売上が減少したものの、自社ブランドの売上増が寄与。海外では中国の不振を他のアジアの販売増や為替の円安進行などでカバーし、売上、利益が大幅拡大したという。  同社の3Q業績は、売上高が前年同期比13.9%増の2兆757億4900万円、営業利益は同45.1%増の1347億2500万円、純利益は同70.3%増の824億8500万円となった。(編集担当:片岡利文)
スズキが急伸。株価は朝方に139円高(5.4%高)の2708円まで買われている。
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2014-02-07 13:30