[ベトナム株]ホーチミン~モクバイ間高速道路、18年着工へ
クーロン交通インフラ案件管理開発投資総会社(CIMP Cuu Long)は、ホーチミン市とカンボジア国境の東南部タイニン省モクバイを結ぶ高速道路の建設案を交通運輸省に提出した。
同案件は、同市9区(国道1号線と環状3号線の交差点)からタイニン省ベンカウ郡(国道22号線と省道786号線の交差点)までを結ぶ全長84.5km、幅17mの高速道路を建設するもの。設計速度は100km/h。
投資総額は30兆VND(約1714億円)で、2期に分けて実施する。第1期では14兆4620億VND(約810億円)を投じ、55.5km区間をBOT方式(建設・運営・譲渡)で建設する。第2期では国際協力機構(JICA)とアジア開発銀行(ADB)から15兆5090億VND(約890億円)の融資を受けて、29kmの高架橋を建設する計画だ。
交通運輸省及び政府の承認を受けた後、2018年第1四半期にも着工し、2021年の開通を目指す。現在、ホーチミン市とモクバイ国境経済区及び国境ゲートを結ぶ道路は国道22号線のみとなっており、2016年までに同道路の交通量は限界に達すると予想されている。同案件が完成すれば、同区間の渋滞緩和及び移動時間の大幅短縮に繋がるものと期待される。(情報提供:VERAC)
クーロン交通インフラ案件管理開発投資総会社(CIMP Cuu Long)は、ホーチミン市とカンボジア国境の東南部タイニン省モクバイを結ぶ高速道路の建設案を交通運輸省に提出した。
economic
2015-06-16 17:30