【今夜の注目材料】ドルは堅調を維持、米指標ドル高の後押しなるか

 東京市場のドル/円は、黒田日銀総裁が10日の発言に円安牽制の意図がなかった事を説明すると一時123.70円台まで上昇するなど、堅調に推移しました。この流れが海外市場でも続くのか、注目イベントのラインナップを確認しておきましょう。  6/16(火)  17:30※ 英5月消費者物価指数  17:30   英5月小売物価指数  17:30   英5月生産者物価指数  18:00※ 独6月ZEW景況感調査  18:00   ユーロ圏6月ZEW景況感調査  20:00   メルシュECB専務理事講演  21:30※ 米5月住宅着工件数  21:30   米5月建設許可件数  23:30   クノット・オランダ中銀総裁証言  24:00   ノボトニー・オーストリア中銀総裁証言  6/17(火)  08:50 日本5月通関ベース貿易収支  ※は特に注目の材料  基本的には、FOMCの政策発表(経済・金利見通しの発表やFRB議長会見も)を明日に控えて積極的には動きづらいところでしょう。ただ、そのFOMCでは利上げ議論の本格化が見込まれるだけに、ドルは堅調を維持する公算です。そうした中で、米5月住宅着工件数がドル高を後押しできるかどうかに注目しています。  その他、英国では5月消費者物価指数が、独では6月ZEW景況感調査がそれぞれ発表予定であり、ポンドとユーロの反応が注目されます。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
東京市場のドル/円は、黒田日銀総裁が10日の発言に円安牽制の意図がなかった事を説明すると一時123.70円台まで上昇するなど、堅調に推移しました。この流れが海外市場でも続くのか、注目イベントのラインナップを確認しておきましょう。
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2015-06-16 18:00