日経平均は307円高と急反発、米株高を好感し全業種が上昇
7日の日経平均株価終値は、307円29銭高の1万4462円41銭と急反発。
前日のNYダウが米雇用統計への期待で急騰し、為替市場ではドルが102円台前半まで買われたことで、日本株も朝方から急伸。231円高の1万4387円で寄り付いた後も、主力株や好決算発表銘柄を中心に買いの勢いが継続、200円超の上げ幅でもみ合った。
さらに、後場には先物にまとまった買いが入ったとの見方で上げ幅を拡大。午後2時過ぎに316円高の1万4471円を付けた。
個別では、PC事業譲渡、テレビ事業分社化などで事業再編の進展が期待されたソニー <6758> が急伸。今3月期の業績予想を増額したローム <6963> 、3Q決算の好調で証券各社の評価が高まったニコン <7731> 、今期に3期ぶりの営業黒字を見込むルネサスエレクトロニクス <6723> なども強い動きを見せた。
また、業績予想を上方修正し最高益更新を見込む河西工業 <7256> がストップ高を付けたほか、特別配を実施し期末配当が大幅増額となる有沢製作所 <5208> 、リストラ進展で特別損失を計上する三井化学 <4183> などが急騰となった。
業種別では、全33業種が上昇。電力・ガスや海運、証券、繊維、鉄鋼株などが上昇をけん引した。(編集担当:片岡利文)
7日の日経平均株価終値は、307円29銭高の1万4462円41銭と急反発。
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2014-02-07 14:30