ツルハHDが急落、16年5月期の営業利益見通しは市場予想を下ブレ

 ツルハホールディングス <3391> が急落。16日引け後の決算発表を受けて前場から売られ、午後0時31分には630円安(6.56%安)の8980円まで下落した。直近では5営業日続伸していたこともあり、足元の利益を確定する動きが優勢となっている。  16年5月期の業績は、売上高4629億円(前期比5.1%増)、営業利益292億円(同8.5%増)と増収増益を見込んだが、営業利益の予想は市場コンセンサスの305億円に届かなかった。15年5月期は売上高4404億2700万円(前期比13.4%増)、営業利益269億500万円(同11.6%増)で着地している。  また、前期の期末配当は従来予想の35.25円から52.75円に引き上げ、年間88円(前期実績141円)に決定。14年5月に1対2の株式分割を行っているため、前期比では実質的に増配となる。今期は中間・期末各44円の年間88円を計画している。(編集担当:松浦直角)
ツルハホールディングスが急落。
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2015-06-17 09:00