井関農が業績予想を上方修正、最終増益予想、配当予想も引き上げ
井関農機 <6310> は7日引け後、14年3月期業績予想の上方修正を発表した。売上高を1630億円から1700億円(前期比9.2%増)、営業利益を55億円から67億円(同30.2%増)、純利益を34億円から55億円(同38.2%増)に増額。純利益は減益予想が一転した。また、期末一括配当は前期実績および従来計画の3円から4円に見直している。
国内では消費税率引き上げ前の駆け込み需要を背景に拡販に取り組み、海外では北米・欧州・中国の市場向けに新商品を開発し、投入する予定。
第3四半期の売上高は前年同期比7.3%増の1265億4300万円、営業利益は同7.5%増の59億1100万円、純利益は同28.7%増の50億円だった。
トラクタや耕うん機などの整地用機械や、作業用・補修用部品は国内外で販売が伸びた。国内ではコンバインなどの収穫調整用機械も売上が伸長。海外では田植え機など栽培用機械が堅調だった。
7日終値は16円高の282円。(編集担当:宮川子平)
井関農機は7日引け後、14年3月期業績予想の上方修正を発表した。
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2014-02-07 15:15