荏原が今期末配当を２．５円から５円に増額

　荏原 <6361> が７日引け後、今３月期の配当予想を増額した。 　期末配当を従来予想の２．５円から５円に増額し、年間では７．５円（前期は５円）とする。直近の業績動向などを踏まえての修正となった。　 　同社の第３四半期業績は、売上高が前年同期比１１．０％増の２８６０億３４００万円、営業利益は同２８．０％増の８９億３００万円、純利益は同２５．５％増の３６億４８００万円となった。全事業で売上高や受注高が前年同期水準を上回ったほか、風水力事業やエンジニアリング事業で営業利益が改善したという。 　また、通期計画を修正しており、売上高を４２２０億円から４３４０億円（前期比１．８％増）に上積みしており、営業利益２９０億円（同１５．６％増）、純利益１５０億円（同２．０％減）は据え置いている。 　荏原の７日終値は、２３円高の６５５円。（編集担当：片岡利文）