【今夜の注目材料】米経済「雇用」と「物価」に関する指標に注目
東京市場のドル/円は、一週間ぶりに一時122円台へと下落しました。昨日の米FOMCで、早期の利上げに明確な手掛かりが示されなかった事が尾を引くとともに、日経平均が2万円の大台を割り込むなど軟化した事が重石となった模様です。海外市場の動きが気になるところですが、そのカギを握る注目イベントのラインナップを確認しておきましょう。
6/18(木)
16:30 スイス中銀行政策金利発表
17:00 6月ECB月報
17:00 ノルウェー中銀政策金利発表
17:30 英5月小売売上高指数
21:30 米1-3月期経常収支
21:30 ※米5月消費者物価指数
21:30 ※米週次新規失業保険申請件数
23:00 米6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
23:00 米5月景気先行指標総合指数
------- ※ユーロ圏財務相会合(ルクセンブルク)
※は特に注目の材料
昨日の会見で、イエレンFRB議長は「利上げは『経済指標次第』」という発言を繰り返しました。経済指標の結果が良好なら9月の利上げにもやぶさかではないというスタンスですから、本日の※付き米経済指標の結果は大いに注目されます。しかも、FRBの2大責務である「雇用」と「物価」に関する指標がそろい踏みです。
また、ユーロ圏財務相会合はギリシャ問題が主要議題のはずでしたが、いつの間にかこの会合での合意期待は霧消してしまいました。とはいえ、融資の返済期限が間近に迫っているため、協議の行方を全く気しない訳にもいかないという微妙なムードが漂っています。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
東京市場のドル/円は、一週間ぶりに一時122円台へと下落しました。昨日の米FOMCで、早期の利上げに明確な手掛かりが示されなかった事が尾を引くとともに、日経平均が2万円の大台を割り込むなど軟化した事が重石となった模様です。海外市場の動きが気になるところですが、そのカギを握る注目イベントのラインナップを確認しておきましょう。
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2015-06-18 18:00