日経平均は161円高でスタート、欧米株高を支えに大幅反発
19日の日経平均株価は前日比161円59銭高の2万152円41銭と、5営業日ぶりに反発してスタート。欧米株高を好感した買いが優勢の展開となっている。また、直近4日間で400円超下落していたことから買い戻しも入りやすい。ただ、依然としてギリシャ債務問題の動きを注視する向きもあり、朝方の買い一巡後にどこまで上値を伸ばせるかが注目。正午頃に発表される日銀金融政策決定会合の結果や、引け後の黒田総裁の会見にも関心が集まる。
個別では、7月末基準で1対2の株式分割を行うとしたドクターシーラボ <4924> や、15年5月期の期末配当を35円としたハウスドゥ <3457> が上昇。導出先のノバルティスが喘息治療薬を開発すると発表したそーせいグループ <4565> や、eラーニングシステムをサイバーエージェント <4751> に試験提供するシステム・テクノロジー・アイ <2345> も買われている。
半面、5連騰後の反動が大きい秀英予備校 <4678> や、大手証券が投資判断を引き下げた東京ガス <9531> 、東邦ガス <9533> が売り優勢の展開。前日までの4日続伸で年初来高値を更新していたクックパッド <2193> も売りで始まっている。(編集担当:松浦直角)
19日の日経平均株価は前日比161円59銭高の2万152円41銭と、5営業日ぶりに反発してスタート。
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2015-06-19 08:45