【今日のドル円】次なる材料待ちへ、黒田日銀総裁の会見には注意
昨日のドル/円は、東京市場から軟調推移が続き米5月消費者物価指数の発表直後には122.40円台まで下落したが、その後は123円台に切り返すなど、引き続き122円台半ばでは底堅さを見せた。
米連邦公開市場委員会(FOMC)後の混乱が徐々に収束しつつあり、ドル/円も落ち着きどころが見えてきたようだ。今月10日の「黒田ショック」でもサポートされた122.50円前後とFOMC直後の高値124.50円前後をメドとするレンジ内で次なる材料待ちという事になるだろう。
本日は、日銀が当面の金融政策を発表するが、政策変更への市場の期待はほぼないと見られる。したがって、ドル/円相場への影響も軽微にとどまる見込みだ。ただ、黒田日銀総裁の会見(15:30)には念のため注意しておきたい。既に、10日の発言には円安けん制の意図がなかった事を釈明済みのためやや新鮮味を欠くが、為替相場に関する言及があれば変動要因になる可能性があろう。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
昨日のドル/円は、東京市場から軟調推移が続き米5月消費者物価指数の発表直後には122.40円台まで下落したが、その後は123円台に切り返すなど、引き続き122円台半ばでは底堅さを見せた。
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2015-06-19 09:15