日経平均は安寄り後に切り返し一時120円超高

 22日の日経平均株価は前週末比10銭安の2万174円14銭で寄り付いたが、すぐにプラス圏へ浮上した。米国株安や円の上昇が重しなったものの、その後は切り返し、上げ幅を120円超に拡大する場面もみられた。なお、今晩の欧州では緊急のユーロ圏首脳会議が開かれる。  個別では、16年2月期第1四半期で2ケタ増益の西松屋チェーン <7545> 、15年11月期業績および配当予想を上方修正した大阪有機化学工業 <4187> などが買いを集めた。外資系証券による投資判断の引き上げが観測された中外製薬 <4519> も高い。自社株買いを発表したリズム時計工業 <7769> も堅調。九州大学と治験薬製造支援契約を締結したメディネット <2370> も物色された。  半面、16年2月期第1四半期は大幅減益だったサッポロドラッグストアー <2786> は売られている。15年6月期業績予想を下方修正したトラストホールディングス <3286> もさえない。(編集担当:宮川子平)
22日の日経平均株価は前週末比10銭安の2万174円14銭で寄り付いたが、すぐにプラス圏へ浮上した。
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2015-06-22 09:15