日本製品の神髄・・・ランドセルを見よ! 精緻さの結晶だ=中国メディア

中国メディア・捜狐は21日、日本製品の神髄は小さな商品にあるとし、南部鉄器やランドセルを例に挙げて紹介する記事を掲載した。
記事は、かつて中国人は大型家電の日本製品を好んでいたが、現在では爪切りや包丁、哺乳瓶、ステンレス保温マグなどといった小さな商品を買って帰るようになったとしたうえで、日本の蚊取り線香を購入した経験談を紹介。「この小さい蚊取り線香には、伝統と現代が融合されている」とし、線香の下敷きに不燃性の繊維が用いられていること、缶の縁に火が当たると消えることを挙げた。
そして、「メイド・イン・ジャパンの神髄は小さな商品の精巧な点に表されている。商品中の小さなアイデアが日本人の得意とすること、日本の製造業の原点なのだ」と評した。
記事はそのうえで、「南部鉄器も近年中国人観光客が争うように買う商品となっている。見たところ実にしっかりと精巧に作られており、持ってみるととてもずっしりとするのだ」として、南部鉄器の製造に2カ月かかるなど念入りな仕事によって製品が生み出されていることを紹介した。
さらに、小学生のランドセルを「世界でもっとも耐久性のあるカバンだ。6年使っても変形しない」と評価。良質な素材と美しいフォルムは、日本の自動車を彷彿とさせる精緻さであるとした。また、機能面でも肩の負担が軽くなるような配慮が施されている一方で、収納力をしっかり確保していると説明した。
高い評価を得た日本のランドセルだが、記事曰く「中国の小学生には適さないかもしれない」。その理由は、「中国の小学生の宿題は入りきらないと思われる」とのことだ。(編集担当:今関忠馬)(写真は捜狐の21日付報道の画面キャプチャ)
中国メディア・捜狐は21日、日本製品の神髄は小さな商品にあるとし、南部鉄器やランドセルを例に挙げて紹介する記事を掲載した。(写真は捜狐の21日付報道の画面キャプチャ)
china,japan,economic,technology
2015-06-22 13:45