象印、インバウンド効果や海外販売好調で今期の業績予想を上方修正

 象印マホービン <7965> は22日引け後、業績予想の上方修正を発表した。15年5月中間期の業績見通しは、売上高を480億円から491億1700万円(前年同期比13.5%増)、純利益を35億円から45億5700万円(同77.5%増)に引き上げた。通期業績は、売上高を845億円から860億円(前期比12.0%増)、純利益を47億円から58億円(同54.2%増)に修正している。  足元、国内では訪日外国人のインバウンド消費が下支えとなったことで売上高が想定以上に拡大。海外でも中国や台湾を中心に販売好調が続き、為替の影響による円換算額の増加を含めて売上増となっている。利益面では、売上高伸長の影響に加えて、海外売上高比率の上昇や国内での炊飯ジャー全体の採算改善による売上総利益率向上が寄与した。  22日終値は95円高(4.85%高)の2055円。(編集担当:松浦直角)
象印マホービンは22日引け後、業績予想の上方修正を発表した。
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2015-06-22 21:30