日経平均は１１９円高スタート、欧米株高や円の弱含みが支援材料

　２３日の日経平均株価は前日比１１９円５５銭高の２万５４７円７４銭で寄り付いた。欧米株高や円の弱含みが支援材料。緊急のユーロ圏首脳会議でギリシャ支援合意に前進がみられたとして安心感が広がった。 　個別では、１５年５月期業績予想を上方修正したハニーズ <2792> が高い。合弁会社設立を発表したオンワードホールディングス <8016> とラオックス <8202> も買いが先行した。新潟県の南桑山油田で新規油層を発見した国際石油開発帝石 <1605> もしっかり。 　半面、１５年６月中間期利益予想を下方修正したファインデックス <3649> は売りが優勢となった。不適切会計問題で半導体とパソコン事業にも不適切な案件があったと報じられた東芝 <6502> も軟調。（編集担当：宮川子平）