キャンバスが急落、MSワラント発行で株式価値の希薄化などを懸念
キャンバス <4575> が急落し、前場に160円安(13.68%安)の1010円まで売られた。同社は22日引け後、行使価格修正条項付き新株予約権(MSワラント)の発行による資金調達を発表。株式価値の希薄化や需給悪化を懸念した売りが優勢となった。
同社は、メリルリンチ日本証券を割当先として1万1000個のMSワラントを発行する。発行価格は1個当たり650円で、当初行使価格は1160円(下限812円)。払込日は7月9日としている。
権利行使を踏まえた差引手取概算額は約12.7億円となり、調達資金はペプチド型の抗がん剤候補化合物「CBP501」の開発費や、新規パイプラインの探索創出などに充てる。(編集担当:松浦直角)
キャンバスが急落。
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2015-06-23 12:30