ファーマFがストップ高、新プロジェクトが経産省の補助事業に採択される

 ファーマフーズ <2929> は後場寄りと同時に80円ストップ高(18.56%高)の511円まで買われた。同社は23日午前11時、新プロジェクトである「ニワトリ由来抗体医薬品開発における品質評価システムの構築」が経済産業省の補助事業「ものづくり・商業・サービス革新補助金」に採択されたと発表している。  同社は、広島大学教授らのグループと共にニワトリ抗体技術の応用展開を目指し、07年に「株式会社広島バイオメディカル」を設立。13年10月からは「ニワトリ由来抗体作製技術」を用いて本格的に創薬事業へ参入している。  鳥類であるニワトリを用いることで特異性や親和性の高い抗体が得られ、同技術に基づいて進める「関節リウマチプロジェクト」や「悪性腫瘍プロジェクト」では、高い薬効を持つ抗体の取得に成功しているという。今回の採択を受けて、プロジェクトに必要な最新機器を導入し、早期の品質評価システム構築に取り組む。(編集担当:松浦直角)
ファーマフーズは後場寄りと同時に80円ストップ高(18.56%高)の511円まで買われた。
japan,company
2015-06-23 13:00