日経平均は79円高スタート、ITバブル時の高値を上回る

 24日の日経平均株価は前日比79円90銭高の2万889円32銭で寄り付いた。欧米株高を好感した買いが先行し、日経平均は2000年4月のITバブル時の高値2万833円21銭を上回った。ただ、急ピッチの上昇に警戒感もあり、買い一巡後は上値が重くなっている。きょうはユーロ圏財務相会合を控えている。  個別では、16年2月期第1四半期で2ケタ増益のタキヒヨー <9982> や、株主優待制度の変更を発表した日本BS放送 <9414> などが買いを集めた。自己株式消却を発表した一休 <2450> もしっかり。TPP関連では林兼産業 <2286> が急騰し、コープケミカル <4003> 、ヤマタネ <9305> なども買われている。  半面、自己株式の売り出しなどを発表したシークス <7613> は需給悪化を懸念した売りが優勢となっている。さが美 <8201> など和装関連株もさえない。(編集担当:宮川子平)
24日の日経平均株価は前日比79円90銭高の2万889円32銭で寄り付いた。
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2015-06-24 09:15