質屋に殺到する中国人客、ブランドバックを「買い漁る」

 中国メディアの中国新聞社は22日、約1年前は100円=6元ほどだった為替レートは現在、100円=4.9元となったと伝え、円安が進行したことを背景に「中国人が日本で爆買いしている」と紹介、東京都内で開かれた質屋のバーゲンセールには多くの中国人がつめかけ、3日間で約6億円を売り上げたと報じた。  記事は、米国が今後金利を引き上げる見込みであることからドル高が進むと同時に円安が加速したと伝え、5月から6月初旬にかけて円安が一気に進行したことで「人民元を持つ中国人の日本での買い物がさらに割安になった」と論じた。  さらに、東京都内でこのほど開催された城南質屋協同組合によるチャリティーフェアは3日間で約1万3000人が訪れたと紹介し、うち約80%が中国人だったと紹介。さらに、3日間での売り上げは約6億円に達し、大半は中国人によるものだったとしたほか、数万元(1万元は約20万円)ものブランドバッグを1人で十数個も購入する中国人客も見られたと報じた。  続けて記事は、城南質屋協同組合の理事長の話として、「チャリティーフェアに来場する中国人は毎年増加している」と伝え、昨年の来場者に占める中国人の割合は約半数だったとしながらも、今年は「中国人の割合が増えた」と紹介した。  また、中国人客のチャリティーフェアにおける1人あたりの消費額も年々伸びているとし、城南質屋協同組合の理事長が「今年の売り上げは大幅に伸びた」と述べたことを紹介し、日本円の為替レートが1ドル=124円にまで下落したことを背景に、以前に比べて割安感が出ていることを伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディアの中国新聞社は22日、約1年前は100円=6元ほどだった為替レートは現在、100円=4.9元となったと伝え、円安が進行したことを背景に「中国人が日本で爆買いしている」と紹介、東京都内で開かれた質屋のバーゲンセールには多くの中国人がつめかけ、3日間で約6億円を売り上げたと報じた。(イメージ写真提供:123RF)
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2015-06-24 13:15