日経平均は185円高スタート、米国株高や円高一服で

 10日の日経平均株価は前週末比185円42銭高の1万4647円83銭で寄り付いた。米国株高や円高一服を背景に、買いが先行した。米1月雇用統計で失業率の改善が好感され、NYダウが165ドル高と反発。ドル・円は102円台半ばまで上昇した。  個別では、14年3月期業績予想を上方修正したアーク <7873> や13年12月期業績予想を上方修正した第一屋製パン <2215> などが買われた。14年3月期第3四半期で純利益3割増のイートアンド <2882> や第3四半期で営業益4割増の蛇の目ミシン工業 <6445> なども高い。  半面、14年3月期業績予想を下方修正した富士石油 <5017> や14年6月期業績予想を下方修正したアルペン <3028> などは軟調。14年3月期第3四半期で営業益2ケタ減のカプコン <9697> 、第3四半期で減益だったAOKIホールディングス <8214> などもさえない。  きょうは引け後に、日産自動車 <7201> 、ダイキン工業 <6367> 、東京急行電鉄 <9005> などが14年3月期第3四半期の決算を発表する予定。(編集担当:宮川子平)
10日の日経平均株価は前週末比185円42銭高の1万4647円83銭で寄り付いた。
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2014-02-10 08:30