【本日注目の通貨ペア】米ドル/円:「米国の年内2回利上げ観測」は強まるか
ドル/円相場は昨日、パウエルFRB理事が「9月利上げは五分五分」「米利上げ予想は9月と12月の2回」などと述べたことを受けて上昇した。ただし、124円台では上値が重く、本日の東京市場にかけて頭を抑え続けている。
パウエル理事のコメント前後に発表された複数の米国の経済指標がそれぞれマチマチの結果だった上、特に重要な米5月耐久財受注が前月比-1.8%と予想(-1.0%)以上の減少となった点が重石となったと考えられる。
とはいえ、本日東京市場時点では123円台後半では底堅さを保っている。今夜発表される米1-3月期国内総生産・確報値が市場予想(-0.2%)以上に改定値(-0.7%)から改善すれば、再び市場は年内2回利上げの可能性を意識してドル買い優勢となりそうだ。6月17日高値124.391円を突破すれば、再び125円を試す流れになる事は十分にあり得る。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
ドル/円相場は昨日、パウエルFRB理事が「9月利上げは五分五分」「米利上げ予想は9月と12月の2回」などと述べたことを受けて上昇した。ただし、124円台では上値が重く、本日の東京市場にかけて頭を抑え続けている。
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2015-06-24 18:15