寝苦しい夜を寝具で快眠に、夏を前にマットレスパッド「エアウィーヴ」に注目高まる

　梅雨を迎え寝苦しい季節になってくると、寝具の力で快眠を得たいという思いが募るもの。夏は寝具、特に敷き布団の需要期だという。敷き布団の中でも、従来の敷き布団やマットレスの上に置いて使う高反発マットレスパッド「エアウィーヴ」の人気が高い。石川県の加賀屋、大分県・由布院の玉の湯など有名旅館が導入し、著名なアスリートが登場するテレビＣＭを通じて全国的な知名度も高まっている。東京・新宿駅西口にある新宿西口ハルク内・小田急百貨店の１階では、スポーツ用品売り場の一角に「エアウィーヴ」の常設売り場がある。平日の昼間でも寝心地を確かめに来る人が絶えない人気スポットで、売り場の係員に、「エアウィーヴ」に対する顧客の声を聞いた。写真は小田急百貨店　新宿店　ハルク「エアウィーヴ」の常設売り場にて。 　新宿西口ハルク１階に「エアウィーヴ」が登場したのは２０１４年２月。一般に寝具売り場はデパートでは階上階に位置することが多く、小田急百貨店新宿店でも寝具売り場は８階にある。１階フロアに寝具売り場を常設で設けているのは小田急百貨店の中でも新宿西口ハルクだけという珍しい存在。 　売り場には３台のベッドが置かれ、「エアウィーヴ」（標準）、「エアウィーヴ　ライト」、「エアウィーヴ　四季布団（１枚敷きが可能な製品）」など人気商品が並べられ、「エアウィーヴ　ＤＵＡＬ　ＭＯＤＥ（表と裏で硬さが違う製品）」、「エアウィーヴ　Ｓ－ＬＩＮＥ（１枚のマットに硬い部分と柔らかい部分がある製品）」、「エアウィーヴ　四季布団　和匠」なども希望に応じて試すことができるようになっている。 　売り場で聞くと、「腰痛や肩こりでぐっすり眠ることができないなど、睡眠に何か悩みを感じておられる方が、エアウィーヴの看板に足を止めて、ちょっと試しに横になって見られる方が多い」という。また、「テレビで見た」といって試していく人も少なくない。 　一番の売れ筋は、「エアウィーヴ　ライト」で「お求めやすい価格であることもあって、まず試しに購入してみたいという方が、『エアウィーヴ　ピロー（枕）』とセットでご購入いただくことが多い」という。「試しに購入していかれた方が、次は家族のためにとまとめて何セットか購入されることも少なくありません」と。また、夏はクールパッドとセットで購入する人が多い。男女の傾向としては、「女性は柔らかな製品を好まれる傾向が強く、男性は厚みのある『エアウィーヴ　四季布団』を購入なさることが多い」という。 　「エアウィーヴ」は、独自のエアウィーヴ素材を使って、復元性が高いマットを実現。一般の敷き布団やベッドマットの上に敷くことによって、睡眠時の寝返りが楽にできるようにサポートする。また、素材が多くの空気を通すため、夏は通気性が良く、冬場は空気が体温によって温まり、寝つきに必要な体温の自然な低下を促すことで、心地の良い睡眠につながると説明している。 　売り場では、スリープカウンセラーと呼ばれる睡眠について様々な悩みに答えられる知識を持った店員が担当。睡眠についての悩みや利用シーンに応じて「エアウィーヴ」の使い方を具体的にアドバイスしている。 　通販サイトで解説を読むだけでは最終的な購入決定に至らないという人も、実際に身を横たえてみて、複数の商品の違いを試してみて購入することが多いという。「『エアウィーヴ　ライト』の薄いパッドを敷いただけで、どれほど変化があるの――と疑問に思った方が、実際に売り場で試してごらんになり、その違いに納得してご購入いただくこともあります」と、実際の商品を試してみることができる売り場のメリットは大きいと話していた。（編集担当：風間浩）