和歌山電鉄の「たま駅長」、長寿全うして死去・・・中国でも報じられる

中国メディア・中国新聞社は24日、日本の和歌山電鉄で「猫の駅長」として人気を集めていた三毛猫の「たま」が22日、人間に換算すると約80歳の天寿を全うして死亡したと報じた。
記事は、和歌山電鉄が24日に、貴志川線貴志駅(和歌山県紀の川市)の「たま駅長」が22日午後に急性心不全で死去したと発表したことを紹介。今年4月の誕生日会では約300人のファンによる祝福に対して「ニャー」と応じるなど元気な姿を見せていたことを伝えた。
また、たまが2007年1月5日に同電鉄貴志川線の貴志駅長に就任、週4日ほど出勤するようになったと説明。気持ちよさそうに昼寝する姿で人気を集め、14年の乗客数が約227万人と06年に同電鉄が開業して以来の最高人数を記録したことを紹介した。
このニュースに対して、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)のユーザーからは追悼を示す蝋燭のアイコンが多数掲げられたほか、「ネコを愛する国は本当に素晴らしい」、「駅長に敬礼」、「見に行きたかったのに間に合わなかった」、「すごく残念」、「跡継ぎはいないのだろうか」といったコメントが寄せられた。
ネコを愛し、共存する気持ちに国の違いはないことがユーザーたちのコメントから伺える。ただ一方で、中国のネットユーザーにはしばしば、日本人のネコに対する寵愛ぶりが相当なものと映るようだ。(編集担当:近間由保)(写真は中国新聞社の24日付報道の画面キャプチャ)
中国メディア・中国新聞社は24日、日本の和歌山電鉄で「猫の駅長」として人気を集めていた三毛猫のタマが22日、人間に換算すると約80歳の天寿を全うして死亡したと報じた。(写真は中国新聞社の24日付報道の画面キャプチャ)
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2015-06-25 11:30