スポット金は4日続落、1170ドル台に

 6月24日のスポット金は4日続落。一時2週間ぶりの安値1170.22ドルまで下落したが、終盤では1175.12ドル付近で推移した。ギリシャ金融支援協議の進展待ちとなる中、米第1四半期GDP確報値が上方修正されたことが金売りの背景となった。  NY時間朝方に発表された米1~3月期の米国内総生産(GDP・季節調整済)確報値は年率換算で前期比マイナス0.7%からマイナス0.2%に上昇修正され、米経済の回復基調を裏付ける形となった。  24日のWTI原油先物は反落、前日終値より1.3%安の60.24ドルで引けた。ガソリンの大幅増及びイランに巡る各協議の難航観測が嫌気された。  米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間石油統計によると、先週19日までの1週間の原油在庫は493万バレル減と、市場予想の210万バレル減を上回った一方、ガソリンが大幅に増加したことが嫌気され、売りが先行した。  また、イランの石油輸出制裁解除につながる核協議の難航観測が浮上し、相場の下支え要因となったものの、ギリシャ金融支援協議の先行き不透明感がエネルギー市場にも不安定さをもたらした。(情報提供:東岳証券株式会社)
6月24日のスポット金は4日続落。一時2週間ぶりの安値1170.22ドルまで下落したが、終盤では1175.12ドル付近で推移した。ギリシャ金融支援協議の進展待ちとなる中、米第1四半期GDP確報値が上方修正されたことが金売りの背景となった。
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2015-06-25 11:30