【今夜の注目材料】ユーロ圏財務相会合、ギリシャ情勢は下押し要因

 東京市場のドル/円は、売買手控えムードが強い中、仲値公示を過ぎるとややドル売りに傾きました。それでも123.50円台で下げ止まっており、ポジション調整の範囲内の動きと言って良さそうです。海外市場の動向のカギを握る注目材料を確認しておきましょう。  6/25(木)  17:00    コスタ・ポルトガル中銀総裁講演  18:30    南アフリカ5月生産者物価指数  21:00※  米タルーロFRB理事講演  21:30※  米5月個人消費支出(PCE)  21:30※ 米5月PCEデフレータ  21:30※  前週分の米新規失業保険申請件数  22:45※  パウエルFRB理事講演  26:00   米財務省7年債(290億ドル)入札  -----※ ユーロ圏財務相会合(ブリュッセル)  -----※ EU首脳会議(ブリュッセル、26日まで)  ※は特に注目の材料  利上げの思惑に絡めて米経済指標とFRB要人の発言は外す事ができない注目ポイントですが、再び迷走を始めたギリシャ情勢のほうが気になるところです。  ギリシャからIMFへの返済期限が30日に迫る中、きょうのユーロ圏財務相会合でも支援協議がまとまらないようだと、債務不履行(ひいてはユーロ離脱)の懸念が増す事になります。足元では、ギリシャ支援協議が難航してもユーロが売られる事は稀ですが、米国債が買われる(金利が低下)事が多く、ドル/円の下押し要因となるため要注意です。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
東京市場のドル/円は、売買手控えムードが強い中、仲値公示を過ぎるとややドル売りに傾きました。それでも123.50円台で下げ止まっており、ポジション調整の範囲内の動きと言って良さそうです。海外市場の動向のカギを握る注目材料を確認しておきましょう。
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2015-06-25 18:15