スポット金は5日続落、1176.67ドルに
6月25日のスポット金は5日続落、1172.67ドルで引けた。市場がギリシャの支援協議に注目している一方、金の長期的な見通しに対する警戒感が金価格の重しとなった。
25日開催されたユーロ圏財務相会合で、ギリシャと債権団とがそれぞれの案を提出し、協議は妥協案を生み出すに至らなかった。27日に再度会合を開き、デフォルト(債務不履行)回避へ最後の折衝に臨む。合意持ち越しは週内3度目。主な争点は依然として税制や年金・労働改革がとなっている。
米連邦準備制度理事会(FRB)が9月に約10年ぶりの利上げに向け準備を進めているとの観測が利子のつかない金を圧迫した。
25日のWTI原油先物は続落、59.66ドルで引けた。在庫が引き続き高水準にあり、生産が過去最高水準近くにあることを示した前日の統計が引き続き売り材料となった。
米エネルギー情報局(EIA)の発表(24日)によると、前週のガソリン在庫は68万バレル増加し、予想の2倍超に達した。(情報提供:東岳証券株式会社)
6月25日のスポット金は5日続落、1172.67ドルで引けた。市場がギリシャの支援協議に注目している一方、金の長期的な見通しに対する警戒感が金価格の重しとなった。
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2015-06-26 11:45