enish、15年12月期は一転16億円の最終赤字へ
enish <3667> は26日引け後、15年12月期業績予想の下方修正を発表した。
中間期の業績見通しは、売上高を30億円から28億円(前年同期比14.0%減)、最終損失を5億円から11億5000万円(前年同期は1億2900万円の黒字)に引き下げた。足元では、リニューアルしたネイティブアプリ「千年の巨神」が不振。また、海外拠点の縮小による特別損失を見込むほか、繰延税金資産の取崩しに伴う法人税等調整額を計上する。
通期予想についても、売上高を85億円から58億円(前期比10.1%減)、最終損益は1億8000万円の黒字から16億円の赤字(前期は2200万円の黒字)に下方修正した。既存タイトルは運営体制の強化による収益向上を目指すが、ネイティブアプリへのユーザー移行が進む中で減少傾向は続く見通し。製品ポートフォリオの見直しを行い、従来予定の6タイトルから4タイトルに絞り込むとした。
26日終値は71円安(3.75%安)の1820円。(編集担当:松浦直角)
enishは26日引け後、15年12月期業績予想の下方修正を発表した。
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2015-06-28 12:00