ハマキョウは続急落、公募増資に伴う希薄化懸念で売り優勢に

 ハマキョウレックス <9037> は3日続落し、午前9時9分に320円安(6.15%安)の4880円を付けた。5000円割れは18日以来7営業日ぶり。  26日引け後に新株式発行および株式売出しを発表し、1株利益の希薄化などが懸念された。公募増資は100万株、オーバーアロットメントによる売出しは上限15万株。発行済株式総数は最大で約13.76%増加する。ハマキョウは約54億円を調達し、物流センターの設備創始資金に充当する。発行価格は7月6-8日のいずれかの日に決定する。  同時に1対2の株式分割を発表したが、市場の反応は薄い。効力発生日は9月1日。6月に物流センター事業開始以来25周年を迎えることを受けて記念配当を実施する予定で、16年3月期の配当予想を年間46円から25円(うち記念配当2円)とし、実質6円の増額修正となった。(編集担当:宮川子平)
ハマキョウレックスは3日続落し、午前9時9分に320円安(6.15%安)の4880円を付けた。
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2015-06-29 09:45