台湾人は日本車が好き!・・・中国の自動車市場とは「一味違う」=中国メディア

中国メディアの捜狐は台湾ではトヨタや日産、ホンダ、マツダ、三菱自動車といった日本車を多く見かけると伝え、台湾と中国(大陸部)の自動車市場の違いを論じた。
記事は、中国でもっとも人気の高い自動車ブランドは「フォルクスワーゲン(VW)」であると伝え、ビュイックや現代自動車の人気も高いと指摘。一方で、台湾で絶対的な地位を確立しているのはトヨタであり、ミニバンのWISHの人気が高いと紹介し、WISHは台湾でタクシーにも多く採用されているほか、自家用車としてもメジャーな存在だと論じた。
日本車が台湾で人気である理由について、複数の台湾人に尋ねてみたところ、「日本車は台湾市場への参入が早く、現地生産も行われているため価格的に手ごろ」という回答が多く、「経済的」、「品質が高い」といった回答は少なかったという。
さらに、中国と台湾の大きな違いとして、「台湾人は中国人ほど新車にこだわらない」と指摘。台湾では型式の古い車を頻繁に街中で見ることができると紹介した。さらに、台湾人は中古車も嫌がらないと説明。「台湾人の倹約精神の高さと関係がありそうだ」との見方を示し、新車に乗っているのは比較的若い年代が多いと伝えた。
また記事は、中国と台湾の自動車市場の大きな違いとして、「台湾ではセダンタイプの乗用車が多く、SUVが少ないこと」を挙げ、台湾は面積が小さく、路面状況が中国より良いためSUVに対する需要が大きくないのではないかと分析。台湾の街中で時折見られるSUVは大半が日本車で、ホンダCR-VやトヨタRAV4、マツダCX-5が多いと伝えた。(編集担当:村山健二)(写真は捜狐の28日付報道の画面キャプチャ)
中国メディアの捜狐は台湾ではトヨタや日産、ホンダ、マツダ、三菱自動車といった日本車を多く見かけると伝え、台湾と中国(大陸部)の自動車市場の違いを論じた。(写真は捜狐の28日付報道の画面キャプチャ)
china,economic,japan
2015-06-29 11:15