日経平均は64円高スタート、前日大幅安の反動で買い戻し

 30日の日経平均株価は前日比64円66銭高の2万174円61銭で寄り付いた。前日大幅安の反動で買い戻しが優勢となったが上値は限定的。ギリシャの債務不履行(デフォルト)に対する警戒感が根強く、朝方の時点で積極的な動きはみられなかった。  個別では、第1四半期で営業益の中間期予想に対する進ちょく率が6割に達したニトリホールディングス <9843> 、3-5月期で営業益5割増と報じられたイオン <8267> などが買われた。日本郵政の上場申請を前に、関連銘柄とされる電算システム <3630> も急伸している。株式分割などを発表したニュートン・フィナンシャル・コンサルティング <7169> は買い気配スタート。  半面、取引先の民事再生手続開始申立に伴い債権取立不能の恐れがあると発表したインプレスホールディングス <9479> は売りが先行。15年8月期第3四半期で減収減益のナガイレーベン <7447> も軟調。(編集担当:宮川子平)
30日の日経平均株価は前日比64円66銭高の2万174円61銭で寄り付いた。
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2015-06-30 09:15