ヤフーのレーティングを三菱UFJモルガン証が引き上げ

 ヤフー <4689> のレーティングを7日付の三菱UFJモルガン・スタンレー証券が引き上げている。  同リポートでは、ヤフーの今3月期の10―12月期決算において、商品力が弱いと指摘されてきたプレミアム広告の「ブランドパネル以外」の売上高が反転したことに注目。2014年春からは「ブランドパネル以外」の売上増を予想している。  また、利用者の購入データをターゲティング広告などに活用する展開を会社側が示唆した件について、「ポジティブ」と評価。新たな株価材料となりうると見通している。  営業利益予想については、第3四半期決算を踏まえて同証券では今期予想を若干引き下げたものの、来期予想は引き上げており、目標株価は660円から670円に引き上げた。  また、1月10日高値から2月5日安値まで、株価が19%近く下落していることから、レーティングを「ニュートラル(中立)」から「アウトパフォーム(強気)」に引き上げている。  ヤフーの10日の株価は、後場に入り28円高の594円まで買われている。(編集担当:片岡利文)
ヤフーのレーティングを7日付の三菱UFJモルガン・スタンレー証券が引き上げている。
japan,company
2014-02-10 13:30