【今日のドル円】ギリシャ情勢を気にしつつ米ADPやISMに注目
昨日のドル/円は欧州とNY市場で下値を試したが、121.90円台で底堅く推移。122円割れ水準での買い意欲の強さが示された。
本日は米国で雇用統計の前哨戦とされる6月ADP全国雇用者数(21:15)や、6月ISM製造業景況指数(23:00)の発表があり、事前予想はいずれも前月からの改善が見込まれている。
昨日米連邦準備制度理事会(FRB)のフィッシャー副議長が「米経済は第2四半期に回復し、労働市場は完全雇用に近づいている」との認識を示しており、予想より良好な結果が揃えば、2日の米6月雇用統計の改善期待が高まってドルが買われる可能性がある。
ただし、ギリシャ情勢に対する不透明感がくすぶる中、予想より弱い米経済指標の結果が相次ぐようだと、株価や米長期金利の低下により昨日サポートとして機能した121.90円レベル割れを試す事も考えられる。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
昨日のドル/円は欧州とNY市場で下値を試したが、121.90円台で底堅く推移。122円割れ水準での買い意欲の強さが示された。
economic,gaitamedotcom,gaitame_todaydollars,fxExchange
2015-07-01 09:30