トライＳＴＧは高値更新、配当予想の上方修正を好感、１Ｑの大幅増益も支援材料

　トライステージ <2178> は続急伸し、４月２２日の年初来高値を更新。午前９時１５分に１６９円高（１０．５０％高）の１７７８円を付けた。 　６月３０日引け後に１６年２月期の配当予想を上方修正したことが好感された。期末一括で従来予想の２０円から５４円に引き上げている。同社は４月２１日に開示した中期経営計画において今後３年間の配当性向の目標を１００％としており、これを踏まえた修正。 　同時に発表した第１四半期の決算で、売上高が８８億３０００万円（前年同期比１０．９％増）、純利益が１億１４００万円（同２．２倍）と大幅な増収増益だったことも材料視された。通期業績予想は、売上高３４８億１８００万円（前期比８．２％増）、純利益４億１０００万円（同２３．１％減）を据え置いている。（編集担当：宮川子平）