日経平均は93円高と続伸、米株高や日銀短観、外資系証券のリポートも支援
1日の日経平均株価は前日比93円59銭高の2万329円32銭と続伸して取引を終えた。
米国株高や寄り付き前の日銀短観を好感した買いが先行した。前場はギリシャ情勢の先行き不透明感から上値の重い展開が続いたが後場から強含み、終盤に上げ幅を100円超に拡大する場面もあった。ゴールドマン・サックス証券が今後12カ月のTOPIXの目標水準を1850ポイントに引き上げたことが支援材料になったとの見方がある。
個別では、15年8月中間期業績予想を上方修正したアダストリア <2685> や、「ムーミン」テーマパークの用地取得を発表したフィンテック グローバル <8789> がストップ高を付けた。1対2の株式分割を発表したフォーバル <8275> も高い。15年6月期の純利益予想を上方修正した渋谷工業 <6340> 、16年3月期第1四半期で営業増益のあみやき亭 <2753> なども引き締まった。
半面、15年6月期第1四半期で営業益2ケタ減の平和堂 <8276> は売りが先行。ジャパンケーブルキャストとの連携解消を発表した日本通信 <9424> も下落した。(編集担当:宮川子平)
1日の日経平均株価は前日比93円59銭高の2万329円32銭と続伸して取引を終えた。
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2015-07-01 15:00