【今夜の注目材料】米ADPやギリシャ報道、相場の反応傾向を確認

 東京市場のドル/円相場は日経平均株価が堅調に推移する中で122.70円台まで強含みました。この後の展開について、予定されている経済イベントから考えてみましょう。  7/1(水)  16:45 (伊) 6月PMI製造業  18:30※(英) カーニーBOE総裁、会見  17:30※(英) 6月PMI製造業  21:15※(米) 6月ADP全国雇用者数  23:00※(米) 6月ISM製造業景況指数  ―― ※(ユーロ圏) 財務相電話会議   7/2(木)  10:30※(豪) 5月貿易収支  ※は特に注目の材料  本日は重要度の高い経済指標発表が複数あります。特に米6月ADP全国雇用者数は明日発表の米6月雇用統計の前哨戦として注目度は高いです。  もっとも、足元の市場の関心はギリシャ情勢に集中しています。本日開催されるユーロ圏財務相会合関連報道や、ギリシャ発の要人発言や世論調査など、5日に行われる見通しの緊縮策受け入れの是非を問う国民投票に向けたギリシャ国内の様子を伝える報道などはユーロ相場を中心に波乱要因となるでしょう。  ただし、これまでと同様、ギリシャ離脱懸念が素直にユーロ売り、懸念緩和が素直にユーロ買い、という反応にならない事も多そうです。ニュースと、それに対する相場の反応の傾向をしっかり確認してから取引する必要があるでしょう。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
東京市場のドル/円相場は日経平均株価が堅調に推移する中で122.70円台まで強含みました。この後の展開について、予定されている経済イベントから考えてみましょう。
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2015-07-01 18:00