日経平均は236円高でスタート、欧米株高を引き継ぎ全面高に
2日の日経平均株価は前日比236円62銭高の2万565円94銭と3日続伸でスタート。欧米株高や円安進行を好感した買いが先行し、全面高の展開となっている。テクニカルの面では寄り付きと同時に25日移動平均線を回復した。ただ、今晩の米雇用統計や5日のギリシャ国民投票などを控えていることもあり、買い一巡後にどこまで上値を伸ばせるかが注目。また、足元で指数の振れ幅が拡大している上海市場の動き次第では、投資家心理が影響を受ける展開も考えられる。
個別では、装着型ロボットビジネスに参入すると報じられたパナソニック <6752> や、6月度の売上高は前年同月比26.8%増となった松屋 <8237> が上昇。8月末基準で1対2の株式分割を実施するシンデン・ハイテックス <3131> や、「ムーミン」テーマパークの用地取得を材料視した動きが続くフィンテック グローバル <8789> も買われている。
半面、大手証券が投資判断を引き下げたアスクル <2678> 、川崎重工業 <7012> が下落。前日に薬液充填用ロボットセルを投入するとの報道で買われていた田辺工業 <1828> や、同様に上昇していた資生堂 <4911> なども売られている。(編集担当:松浦直角)
2日の日経平均株価は前日比236円62銭高の2万565円94銭と3日続伸でスタート。
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2015-07-02 09:00