【株式市場】欧米株全面高を受けギリシャ懸念が後退し大幅続伸
◆日経平均の前引けは2万564円59銭(235円27銭高)、TOPIXは1651.28ポイント(14.87ポイント高)、出来高概算(東証1部)は11億1702万株
2日前場の東京株式市場は、欧米株式の全面高を受けてギリシャの債務問題に対する懸念が一段と後退し、日経平均は10時前に272円41銭高(2万601円73銭)まで上げて3日続伸基調となった。自動車、電機精密、機械株などが高いほか、大成建設 <1801> などの建設株の動意も目立つ。東証2部指数と日経JASDAQ平均は2006年来の高値に進んだ。
東洋精糖 <2107> がTPP(環太平洋経済連携協定)関連とされて連日急伸し、三越伊勢丹ホールディングス <3099> が経営統合後の最高値を更新するなど訪日外国人観光客関連株も強く、新幹線での放火焼身事件を受けてALSOK(綜合警備保障) <2331> なども高い。「なでしこジャパン」決勝進出でフジ・メディアHD <4676> も人気化。3月上場のシンデンハイテックス <3131> (JQS)は株式分割などが好感されて出直りを拡大。
東証1部の出来高概算は11億1702万株、売買代金は1兆2206億円。1部上場1887銘柄のうち、値上がり銘柄数は1411銘柄、値下がり銘柄数は355銘柄となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
日経平均の前引けは2万564円59銭(235円27銭高)、TOPIXは1651.28ポイント(14.87ポイント高)、出来高概算(東証1部)は11億1702万株。
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2015-07-02 12:00