大東紡が通期予想を下方修正、OEM受注が想定下回る

 10日引け後、大東紡織 <3202> が今3月期の通期業績予想を下方修正した。  売上高は81億円から74億5000万円(前期比8.9%減)に減額、営業利益は5億円から3億5500万円(同4.9%減)の減益予想に転じており、純利益は1億2000万円から3000万円(同94.7%増)に引き下げている。  不動産事業や寝装具部門、中国子会社などの売上が好調となったものの、輸入品の価格競争激化、一部大口先のブランド撤退などでOEM関連事業の受注が想定を下回り、ユニフォーム部門での落札額低下なども影響したという。  同社の第3四半期業績は、売上高が53億7300万円(前年同期比8.0%減)、営業利益が1億5000万円(同32.0%減)、最終赤字は1億400万円(前年同期は4600万円の赤字)となった。  大東紡の10日の終値は、3円高の76円。(編集担当:片岡利文)
10日引け後、大東紡織が今3月期の通期業績予想を下方修正した。
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2014-02-10 17:00