【今日のドル円】しっかりの展開、米雇用期待はずれでも下値は堅い
昨日のドル/円は、米6月雇用統計が期待はずれに終わった事から売り優勢となり、発表直後には60-70銭ほど急落した。ただ、123円台割れの水準では底堅く推移するなど、下値での買い意欲は引き続き強かった。
本日の東京市場でも、実質5・10日にあたる事などから本邦勢のドル買いニーズが下値を支える「しっかり」の展開が見込まれる。
一方で、海外市場は米国が休場のため閑散としそうだが、ギリシャ国民投票への警戒感に上値が抑えられる可能性があり、欧州発の関連報道には引き続き注意が必要だろう。もっとも、恐怖指数と呼ばれるVIX指数は昨日も16台で落ち着いており、依然として警戒水域とされる20を下回っている。
市場がギリシャ問題に強い警戒感を抱いていない証左であろう。同国情勢に目立った変化がなければ、市場のムードが暗転する事は考えにくくドル/円の下値も限られそうだ。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
昨日のドル/円は、米6月雇用統計が期待はずれに終わった事から売り優勢となり、発表直後には60-70銭ほど急落した。ただ、123円台割れの水準では底堅く推移するなど、下値での買い意欲は引き続き強かった。
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2015-07-03 09:30